『含み悲哀中年エレジーinギャラクシー早朝飛行to中学二年生』
- retromup
- 2021年9月19日
- 読了時間: 1分
駅のロータリーで含み笑いをしている人々を見かけた。
その途端、私は、中年なのか?若者なのか?のその隙間に
佇んでいることを知り、物悲しく含み悲哀を感じた。

その瞬間、私は、宇宙へ、いや、ギャラクシーへと
一瞬でブッ飛んだ。
ギャラクシーを早朝に飛行する。
ギャラクシー早朝飛行である。
まるで夜間飛行のジェット~のように。
ラジオの電波すら流れてきそうだ。
早朝飛行をどれくらい続けただろう。
怪電波に聞いてみる。
うん、数時間らしい。
怪電波発信基地へと向かう。
そう、それは、すき家。
中学二年生へと変貌し、
私は、いいや、わたすは、
すき家という名の怪電波発信基地へと向かう。
ふぅ、到着だ。
会議も済ませて、
牛丼でも食べようか。
「メガジャンボメガトンビッグサイズ盛り盛りで!!大で!巨大で!!」
と、注文を叫ぶ間もなく、電子機器で押して、
オーダーする。ニューノーマル式だ。そこに言葉は無い。
あるのは、独り言だ。
すき家は最高にジャンクで美味い。
怪電波を受信しつつ、食べる牛丼は、美味しかった。
「おしんこ、も、ね。」
古臭いけど。
(了)
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