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腸巨大食文学『テラ牛、テラ胃腸液、その後…。』

  • retromup
  • 2020年12月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年12月22日

私は、自炊で「テラ牛」と呼ばれるものを創ることにした(創造)。文章で。文学で。


クリエイティブ!

そう、「テラ牛」とは、見た目も中身も「ギガ」よりも「メガ」よりもデータ容量の大きい、「テラ」な「牛丼」である。

まさに腸巨大食。非常食ならぬ腸巨大食である。

これは、そんな腸巨大食を取り扱った「腸巨大食文学」の一端である。

(1)

テラ牛、ドーン!と、食卓に運んできた、その見た目は、

まさに虚像のバッファロー。じゃないけど、とにかく、丑、牛、ビーフ!!

腸巨大!!

まずは、これをいただくことにする。

いただきます!!

「ゴクリ。」生唾が混じる。

「ぱくっ。」

「むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ。」

武者震いしそうな程に美味しい。

そして、鬼武者3な程に落ち武者4である。

ワンナイトを過ごすには、腹持ちが良い。

ノーイメージ。ゲッティアマナイメージズ。じゃない方、

そう、ノーイメージなのである。

自分でお茶を注ぐ。

「ゴクリ。」

また、食べ進めていく。

「むしゃむしゃむしゃむしゃ。がぶり。」

肉塊に熱々の水滴が、まとわりつく。

内臓では「ジャー。ジャー。ジャー。」と、胃腸の分泌液が流れる音がする。

私には聞こえる。私は胃腸液ではないが、聞こえるのだ。

そして、数十分後。

完食。

(2)

本物のテラ胃腸液を飲み干す。

テラな味がする。

テラとは、なんなのだろうか。

テがラしているから、テラなのだろうか?

「手洗いうがい」にでも、行っているのだろうか?

もちろん、胃腸の中の「手洗いうがい」。

さて、効果がジワリと効いてきた。

じわり、じわり、じわり。

(3)

その後の後日談だが、私は食べて、大をした。落第忍者。

その大は、なぜか?ダイアモンド型をしているように私には見えた。

そう、見た目は。ダイアモンド。中身は大。

いや、中身は、さっき食べた、

テラ牛。なのかもしれない、な。

(4)

ごちそうさまでした。

 
 
 

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